府内城跡｜府内城跡の廊下橋と櫓を散策しながら眺める【大分県大分市】

九州の玄関口、大分。美しい自然と温泉で有名なこの地には、歴史好きなら見逃せないスポットがたくさんあります。その1つが今回ご紹介する「府内城跡」です。

「府内城跡」は、かつて大友氏の居館があった場所に築かれた城で、現在は大分城址公園として整備されています。石垣や櫓など、当時の面影を残す貴重な史跡が数多く残されており、歴史ファンだけでなく、城に興味がある方や、単に美しい風景を楽しみたい方にもおすすめです。

しかし、「府内城跡ってどんなところなの？」「見どころは？」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、大分県大分市にある『府内城跡』についてご紹介します。ぜひチェックして行ってみてください。

こんな悩みをお持ちの方必見！
• 府内城跡ってどんなお城なの？
• 府内城跡の見学にはどれくらいの時間がかかる？
• 周辺には何か観光スポットはある？

府内城について

府内城の歴史

府内城は、豊臣秀吉の家臣であった福原直高が築城を開始し、その後、竹中重利によって完成させた城です。福原直高が築城を開始した当初は、四重天守を持つ壮大な城郭でしたが、その後、様々な歴史的背景を経て現在の姿となりました。大分川と住吉川に挟まれた地に築かれたことから、「白雉（はくち）城」とも呼ばれており、その美しい姿は多くの人の心を捉えています。

府内城の石垣は、その美しさから「日本百名城」にも選定されています。石垣の積み方や素材など、細部にまでこだわりが感じられます。

府内城は、江戸時代には府内藩2万石の藩庁が置かれていましたが、大火により天守を含む大部分の建造物が焼失したため、明治初期に多くが破却されました。しかし、現在でもいくつかの貴重な遺構が残されています。

府内城跡の見どころ

①天守台跡展望台

石段が結構急なので、上り下りするときには足元をしっかりと見て歩いた方がいいです。

上ると広めの展望台がありますが、行ったときには草が結構生えてました。

天守台跡の展望台に登れば、大分市街が一望できます。眼下には、かつて城下町として栄えた街並みが広がり、時の流れを感じられるでしょう。

②人質櫓や廊下橋などの建造物

本丸北東部の人質場と呼ばれた曲輪に位置する人質櫓は、1861年（文久元年）に再建されたもので、貴重な江戸時代の建物です。

かつて茶の湯や能、月見など諸芸能の営まれた山里丸と西の丸を結ぶ渡り廊下。大分市発足30周年記念事業である府内城再発見事業により、平成7年度に復元しました。

廊下橋復元に伴う発掘調査によって確認された築城当時の石垣も見ることができます。

府内城跡周辺おすすめ観光スポット

松栄神社と稲荷大明神

松栄神社は松平近正公、松平一生公が祀られており、元々は群馬県にあった松平家の祭神であった近正八幡宮をこの地に1729年（享保14年）に祭祀され、戦国時代治世の神、疫病災厄鎮護の神として縁起のいい神社とされているそうです。

よくある質問

府内城ってどんなお城？

安土桃山時代に築城された海城で、空襲により大部分が焼失し、現在は大分城址公園として桜の名所となっています。

府内城は誰が築城したの？

豊臣秀吉の家臣であった福原直高が築城を開始し、その後、竹中重利が改修し完成されました。

見どころは？

天守台跡の展望台からの眺めや人質櫓や廊下橋などの写真映えする建造物などが見どころです。

平戸城の周囲には他に観光スポットはある？

松栄神社、稲荷大明神などがあります。

おわりに

今回は、大分県大分市にある『府内城跡』についてご紹介しました。

府内城跡は、歴史好きはもちろん、気軽に城跡散策を楽しみたい方にもおすすめです。天守台からの景色や復元された櫓など、見どころ満載。周辺には松栄神社など、他の観光スポットも点在しています。大分旅行の際は、ぜひ府内城跡を訪れて、歴史ロマンを感じてください。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

それでは！

府内城跡へのアクセス