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【霧島神宮】神聖な空気を味わえる国宝となった南九州屈指の神社【鹿児島県霧島市】

鹿児島県にある霧島神宮の本殿、幣殿、拝殿が令和4年(2022年)2月9日に国宝に指定されました。
国宝になったためもともと人気観光地である霧島神宮ですが、訪れる方が増えてきました。
また、鹿児島県内の国宝はこれで、(工芸品)「太刀銘国宗」と合わせて2件となりました。

この記事では、鹿児島県霧島市にある『霧島神宮』についてご紹介します。


- 霧島神宮についての説明
- 霧島神宮へのアクセス
霧島神宮の御祭神は?
霧島神宮の主祭神は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)で、相殿神(あいどのしん)は木花開耶姫(コノハナサクヤビメ)、彦火火出見尊(ヒコホオデミノミコト)、豊玉姫(トヨタマヒメ)、鵜葺草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)、玉依姫(タマヨリヒメ)、神武天皇(じんむてんのう)が祀られています。
さすが、創建が6世紀と古く歴史があり、南九州屈指の神社といわれるだけありますね。
ちなみに”相殿”とは、神社の主祭神に対して,1柱またはそれ以上の神様を合わせて祀ることです。

実際に参拝してみた
駐車場から歩くこと数分で境内に着きます。

初夏なので紅葉が緑色でしたが、秋になると赤く色づき幻想的な風景となります。

大きな鳥居を抜けて、濃い緑に包まれた参道を通っていくと朱塗りの社殿が見えてきます。
朱塗りの社殿

元々は火山である高千穂峰と御鉢と間にある『瀬多尾(せたお)』に社殿がありましたが、しばしば火山が噴火し、消失と再建を繰り返しました。文明16年(1484年)、島津氏の第11代当主の島津忠昌(しまづ ただまさ)の命により再興されたのが、現在の霧島神宮になります。しかしその後も消失と再建を繰り返し、現在の社殿は正徳5年(1715年)、島津氏の第21代当主の島津吉貴(しまづ よしたか)が再建した物になります。
ご利益は?
五穀豊穣や商売繁盛の他、国家安寧、殖産振興など多くのご利益があります。
夫婦神とその御子神夫婦が同居して祀られていることから、縁結び、安産祈願、家庭円満などご利益もあると言われています。
境内の見どころ
御神木
社殿の近くに、ご神木の杉の木があります。
樹齢が800年経過していて、高さが38メートルもあります。

あまりにも大きいので、写真を撮るのも一苦労で、離れた場所からであれば全体を撮影できるほどでした。

残念ながらご神木には触れることはできませんが、ただただ力強さに圧倒されます。
さざれ石

日本の国歌である「君が代」の歌詞にも出てくるさざれ石が手水の近くにあり、見ることができます。
さざれ石とは、元々は地下にあった石灰石の小石が集結していき、長い年月をかけて次第に大きくなり地上に出てきたものです。
展望所


桜島などが見える展望所があります。この日は、桜島を見ることができました。
おわりに
今回は、鹿児島県霧島市にある『霧島神宮』についてご紹介しました。
訪れたのが初夏だったので、新緑と朱色の鳥居がとても映えていました。
3月下旬~4月中旬ごろは桜の名所であったり、11月中旬~11月下旬ごろは紅葉の名所でもあるので、その時期に行かれるのもおすすめです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
それでは!

アクセス
住所:鹿児島県霧島市霧島田口2608−5
電話番号:0995-57-0001
営業時間:8時00分~17時00分
・鹿児島空港から車で約40分
・鹿児島中央駅から車で有料道路を用いて約70分
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