この記事にはプロモーションが含まれています。
『上高原精肉店』で実際に和牛を買ってレビューしてみた【鹿児島県指宿市】
突然ですがみなさんは、お肉好きですか?
ちなみに筆者は
正直なところお肉とお魚、どっちが好きなの?
と、誰かにもし聞かれたらものすごーく悩みながら
うーん…お肉かな…
と答えます。(ちなみに海鮮丼とかお寿司も大好きです。)
そんなお肉の方が好きな筆者が今回はとある理由から、国産和牛のお肉を食べて応援したいな!と思い立ったということで、鹿児島県指宿市にある鹿児島和牛を販売している『老舗精肉 上高原(かみたかはら)』に訪れて実際に買ってきました。
この記事では、鹿児島県指宿市にある『老舗精肉 上高原(かみたかはら)』についてご紹介します。
- 和牛と国産牛の違いについて知りたい方
- 鹿児島県にあるお店・上高原について知りたい方
- 3種類の部位を食べてみた感想を知りたい方
※こちらの情報は現在では変更となっている場合があります。あらかじめご了承ください。
▼近くの宿をさがす!
- 全国45都道府県を制覇
- 青春18きっぷを使った鉄道旅が好き
- 旅先でグルメ食べがち(特にラーメン)
- 風景、神社の写真を撮影するのが好き
- 基本的に実際に訪れて撮影した写真を使用
ぱるて
そもそも和牛と国産牛の違いって?
筆者自身が和牛と国産牛の違いをよく分かってなかったので、少し調べてみました。
少しでもみなさまに参考になれば幸いです。
和牛とは
和牛とは、一定の条件を満たした牛のみに与えられる品種名で厳格な定義があり、明治時代以降に国内外から導入した品種と明治時代以前に在来種とを交配して作られた品種を指します。
具体的には「黒毛和種」・「褐毛(あかげ)和種」・「無角和種」・「日本短角種」の4品種と和牛同士を交配させた品種で、和牛と名乗ってもいい品種はこの4品種に限定されています。
有名な和牛とよくいわれている例としていえば、
- 兵庫県の「神戸牛(こうべぎゅう)」
- 三重県の「松阪牛(まつさかうし)または(まつさかぎゅう)」
- 滋賀県の「近江牛(おうみぎゅう)」
- 山形県の「米沢牛(よねざわぎゅう)」
- 宮城県の「仙台牛(せんだいぎゅう)」
などが有名なところでしょうか。
そんな和牛ですが、明治時代に日本古来の牛の味を良くするために欧米から優秀な牛を輸入して、その牛を在来の牛と交配させて増やすことで、日本の牛をさらに改良しようと明治政府は考えました。
そのため4品種の品種改良の過程では純粋な日本古来の在来牛を残そうという考えはなかったため、日本の牛は外国品種との交雑種になってしまいましたが、偶然的な事情で純粋な在来種は2つの島に生き残ることができました。
それが、山口県萩市の見島牛(みしまうし)と鹿児島県十島村の口之島牛(くちのしまうし)で、ちなみに見島牛は国の天然記念物に指定されています。
国産牛とは
反対に国産牛とは、基本的には「日本国内で生産された牛」のことになります。
そのため、和牛の品種としてあげた「黒毛和種」・「褐毛(あかげ)和種」・「無角和種」・「日本短角種」の4品種以外のものが国産牛という位置づけになります。
国産牛の判断は肥育された場所と肥育された期間のみであるので、たとえアメリカなどの海外で生まれその後日本に輸入されたとしても日本国内で肥育された期間が一番長ければ、その食用の牛はすべて国産牛となります。
アメリカで4ヶ月ほど肥育されたのちに、日本に輸入され日本で8ヶ月ほど肥育されれば、アメリカよりも日本で肥育された期間が長いため国産牛ということになります。
お肉を買いに行った理由
そもそものきっかけは、あふろさん(@afuro0810)のツイートでした。
このツイートを見て、
たまには和牛のお肉を食べてみるか…。
というのがきっかけで和牛について気になって調べたのが始まりでした。
そんなこんなで、今回なんで急に高い国産和牛のお肉を買いに行ったのかというと理由が3つあります。
- 1.畜産農家が大変そう
- 2.全国和牛能力共進会での鹿児島県の躍進
- 3.そもそも元気をつけたい
1.畜産農家が大変そう
最近のテレビのニュースで報じられている通り、日米金利差によって記録的な円安ドル高が進んでおり1ドル=150円台を前後しています。
2022.11月現在では少しずつ落ち着いているようですが、まだまだ円安が続きそうです…。
そのうえ、ロシアのウクライナ侵攻によって、ウクライナから輸入していたトウモロコシなどの家畜のエサとなる飼料も輸入しづらくなっており、そのため輸入飼料高騰につながっています。
また、アメリカが2022年3月末に日本産牛肉の関税を引き上げた影響で、国産牛肉の輸出が減っていることによって国産牛肉の価格が下がっており、そのことが畜産農家の生活に影響を与えていることが調べているうちに分かったので、畜産農家を応援したい気持ちが強くなったため牛肉を買おうと思いました。
2.全国和牛能力共進会での鹿児島県の躍進
みなさんは「全国和牛能力共進会」というのをご存じですか?
簡潔にいうといわゆる和牛の甲子園大会のようなもので、2022年10月に第12回全国和牛能力共進会が鹿児島県で開催されました。
その全国和牛能力共進会で筆者の出身である鹿児島県が、全9部門のうち、6部門で1位(農林水産大臣賞)となり、「種牛の部」でも内閣総理大臣賞を獲得、みごと「和牛日本一」の栄冠に輝きました。
そのこともあって、日本一になった鹿児島の和牛をぜひ食べてみたいなと思いました。
3.そもそも元気をつけたい
最近元気ないな、って思ったときに食べたくなるのが「牛肉」だと筆者は思っています。
調べてみたところ、牛肉には特に必須アミノ酸である「トリプトファン」といわれる脳内物質の「セロトニン」をつくる成分を豊富に含まれており、ドーパミン(興奮をもたらす)とノルアドレナリン(ストレスをもたらす)と呼ばれる神経伝達物質をそれぞれ過剰になりすぎないようにしてくれる効果があります。
セロトニンが少ないとイライラしたりすることにつながるので、気分が沈んでいるときには積極的に牛肉を食べた方がいいです。
最近、元気ないな・・・と個人的に思っていたので、このトリプトファンが豊富に含まれる牛肉を食べて元気を出そうと思いました。笑
「老舗精肉 上高原(かみたかはら)」に行ってみた
さて、畜産で有名な鹿児島県には美味しいお肉屋さんが多数存在します。
今回、どこにお肉を買いに行こうかなと考えていたところ、友人から教えてもらって前から行ってみたかったお肉屋さんがあったので、そこに行くことにしました。
そのお肉屋さんが鹿児島県指宿市にある『老舗精肉 上高原(かみたかはら)』です。
最寄り駅の指宿駅からは車で大体5分ぐらいで到着しますが、少し道が入り組んだところにあるので行く際には注意が必要です。
店内では、サーロインや焼肉用のお肉、しゃぶしゃぶ用のお肉など多数の品ぞろえがあり、お店の係員さんに陳列されていない「ヒレ肉」なども注文すれば提供してくれます。
また、ロースカツやヒレカツ、ハムカツやコロッケなどのお惣菜も安価で揃えていて、店内で調理してくれるので揚げたてのお惣菜も購入することができます。
筆者も実際にハムカツを購入し食べましたが、とてもジューシーで美味しかったです。(残念ながら写真を撮るのを忘れていました・・・)
住所:鹿児島県指宿市大牟礼4丁目1−4
電話番号:0993-22-2810
営業時間:10時~18時30分
実際に食べてみました
今回購入したお肉はこちらの3つです。
「ロース」・「サーロイン」・「ヒレ」の3つの部位を購入してみました。
どれも美味しそうだったので購入するときにだいぶ迷いましたが、ここは直感で選んでみました。
また、肉のおいしい食べ方などは素人の筆者は分からないので、とりあえず全てフライパンで焼いて食べることにしました。笑
サーロイン
部位の説明など
サーロインは、牛の肩から腰にかけての肉であるリブロース・サーロインをまとめてロースと呼び、英語でloin(ロイン)と言います。
そのロースの中でも特にきめが細かく柔らかい肉質が特徴であり、その美味しさからイギリス王が「サー(貴族の名につける敬称)」の称号を与えられた事が名前の由来ともいわれています。
また、サーロインといえばステーキの代名詞になっているくらい、ステーキとして食べることに適している部位ですよね。
そのまま焼いてステーキとして食べる以外にも薄く切ったりすることによって、すき焼きやお肉のサラダとしても美味しくいただけます。
食べた感想
簡潔にまとめると以下のような感じでした。
- お肉の味をすごく感じる
- 噛めば噛むほど味が出る
- 簡単に嚙み切れる
- お肉の脂が美味しい
- 市販のステーキソースよりも、塩コショウで食べたら美味しかった
- ご飯が欲しくなる味わい
部位からしてお肉の脂をすごく感じられる部位でした。
そのため、肉の味をしっかり感じることができるので、個人的には味の濃いステーキ用のソースなどよりも、塩コショウで食べるとより美味しいかなと感じました。
次回購入するときには、あっさりな感じのたまねぎのソースとかで食べてみたいなと感じました。
ヒレ
部位の説明など
ヒレは、脂身が極めて少なくとても柔らかくカロリーも低いのが特徴です。
そんなヒレ肉ですが、一頭の牛からあまりとれない希少な部位であるために、サーロインと比べて高価であるため(約1.5倍ぐらい)、そこが少しネックですね。
ヒレ肉の中でもさらに希少な「シャトーブリアン」といわれれば何となく高価なイメージが付きやすい方もいるのではないでしょうか。
食べた感想
簡潔にまとめると以下のような感じでした。
- ナイフですぐ切れるほど柔らかい
- お肉そのものの味は淡泊
- 口の中ですぐになくなる気がする
- 塩コショウで食べると、パンチが効いて美味しい
事前に調べていた通り、お肉が柔らかくとても美味しかったです。
お肉そのものの味は淡泊であるため、塩コショウや味の濃いステーキソースで食べるといいなって思いました。
今回は、ステーキとしていただきましたが、牛ヒレカツやローストビーフにしても美味しそうです。
ロース
部位の説明など
ロースは、日本語の「ロース」が英語の roast(ロースト)から本来の発音がなまって変わった言葉であり、「ローストするのに適した肉の部位」という意味を表しています。
ちなみにロースは「肩ロース」・「リブロース」・「サーロイン」の3つの部位で構成されています。
ですので、ロースといってもひとくくりにはできないですね・・・。
食べた感想
簡潔にまとめると以下のような感じでした。
- お肉の脂がそこまでしつこくない
- お肉の脂が甘みを感じた
- すぐに食べずに冷えても美味しい
- 焼肉のタレで食べても、塩で食べても美味しかった
- わさびをつけて食べても美味しかった
ロースは今回購入したお肉の種類の中では一番安い部位でしたが、サーロインやヒレとも遜色なく美味しくいただくことができた印象です。
他の部位と比べて肉肉しい感じではないので、市販の焼肉のソースをつけても美味しかったですし、塩を少しつけて食べても美味しく食べることができました。
おわりに
今回はとある理由から、国産和牛のお肉を食べて応援したいな!と思い立ったということで、鹿児島県指宿市にある鹿児島和牛を販売している『老舗精肉 上高原(かみたかはら)』に訪れて実際に買ってきました。
みなさんも美味しい和牛が食べたいなって思っていただけたのではないでしょうか。
ですので、みなさんも美味しい牛肉を買いに行ってぜひ食べましょう!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
それでは!
▼近くの宿をさがす!
コメント