歴史と自然が織りなす城下町の風情を満喫!島根・松江城【島根県松江市】

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雄大な日本海の景色と豊かな自然に囲まれた島根県松江市。その中心に鎮座する松江城は、現存12天守のひとつであり、国宝にも指定されています。白鷺が羽を広げたような美しい姿から「千鳥城」とも呼ばれ、多くの観光客を魅了しています。

この記事では、島根県松江市にある松江城についてご紹介します。

現存12天守

「弘前城」、「松本城」、「丸岡城」、「犬山城」、「彦根城」、「姫路城」、「松江城」、「備中松山城」、「丸亀城」、「松山城」、「宇和島城」、「高知城」の12城です。

私自身がお城や戦国時代が好きなので、他にもお城へ行った時の記事がありますのでそちらもよろしければ見てみてくださいね。

    こんな方におすすめ!
    • 松江城について知りたい
    • 城主や歴史についても理解を深めたい
    • 松江城へのアクセス方法を知りたい

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この記事を書いた人 
ミムロ
  • 全国45都道府県を制覇
  • 青春18きっぷを使った鉄道旅が好き
  • 旅先でグルメ食べがち(特にラーメン)
  • 風景、神社の写真を撮影するのが好き
  • 基本的に実際に訪れて撮影した写真を使用

ぱるて

目次

『松江城』とは

1611年(慶長16年)に堀尾氏によって築城されました。山陰地方で唯一の現存天守であり、国宝指定された5城のうちの1つ(他は姫路城、彦根城、犬山城、松本城の4つ)です。

千鳥が羽を広げたような曲線の屋根が東西南北の四方に乗っていることから別名『千鳥城とも呼ばれています。

廃城令によって松江城は全て解体され売却される予定でしたが、地元の有志によって天守閣だけは買い戻されたため天守のみ残ることとなり、2015年(平成27年)に天守が国宝に指定されました。

松江城

観光したこの日は、あいにくの雨模様。

ですが、天守のある本丸を目指して元気に歩いていきます。

松江城の入り口に松江藩の初代藩主とも言われる、『堀尾吉晴(ほりお よしはる)』公の像があります。

堀尾吉晴とは?

堀尾吉晴とは、安土桃山時代の武将で織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑に仕え、山崎の戦いや関ヶ原の戦いなどを参戦した。晩年次男の忠氏隠居したが、関ヶ原の戦いの戦功で忠氏と共に出雲富田藩を立藩した。その後、家督を孫の忠晴が継ぎ、松江城を築城、松江藩を成立したが、吉晴はこれを見届けると間もなく死去した。享年69歳。

松江城の天守を目指して

松江城は平山城で、天守は山の上にあるため階段を少しずつ上って向かいます。

ぱるて
よーく見ると、石垣に記号や印のようなものが刻まれています。
これは「刻印」といって、工事の分担などをわかりやすくしたり、どの家臣がこの作業を行ったのかを確認するために付けられたとされています。

三ノ門跡を過ぎて、二ノ門跡に着きました。

ここには、『松江神社』と『興雲閣(こううんかく)』があるので、ちょっと寄り道していきます。

ぱるて
まずは松江神社を

松江神社の主祭神は、結城 秀康(ゆうき ひでやす)公の三男である松江松平家の初代藩主である松平 直政(まつだいら なおまさ)』公です。

結城 秀康公は徳川 家康公の三男にあたるので、松平 直政公からみたら徳川 家康公は祖父になります。

合祀神(ごうししん)がその祖父にあたる徳川 家康公で、配祀神(はいししん)は松江松平家の7代藩主の松平 治郷(まつだいら はるさと)公と松江藩の開祖とされる堀尾 吉晴公が祀られています。

ぱるて
どの人物もこの松江藩には欠かせない人物が松江神社には祀られていますね。
そのまま近くにある興雲閣も見ていきます。

興雲閣は、松江市が松江市工芸品陳列所として建てた建物で、明治36年(1903年)9月に完成しました。

当初は、明治天皇が天皇が外出するときに使用する行在所(あんざいじょ)として建てられているので、装飾や彫刻が多く用いられた厳かな雰囲気となっています。のちに迎賓館としての役割に変わり、昭和44年(1969年)には、島根県指定有形文化財に指定されました。

ぱるて
外装も内装もすごく良くて、思わず何枚も写真を撮っちゃいました。

いざ松江城内部へ

途中寄り道をしつつ、天守閣のある本丸まで到着しました。

旅メモ

・松江城登閣料

 【大人】680円 【小・中学生】290円

 ※団体(30名以上)の場合、【大人】540円 【小・中学生】230円

・営業時間 

 <4月1日~9月30日>

  8:30~18:30(登閣は18:00まで)

 <10月1日~3月31日>

  8:30~17:00(登閣は16:30まで)

武家屋敷や小泉八雲記念館、松江歴史館などとそれぞれセットになった共通入場券もありましたが、今回は時間の都合上松江城内の観光のみとなったので、天守閣登閣券を購入しました。

ほんとは行きたかった…。

現存天守であるので、内部は結構暗い感じを受けました。ですが、ロープがされていたので道順に沿って歩きやすかったです。

松江城内の縁結びスポットであるハートに見える木目。非常に分かりにくい場所にあるので、見逃さないようにしっかりと見てから一番上の天守目指しましょう。

上り下りする階段。

写真よりも思っている以上に急な階段だったので、下りる際にはもちろん上る際にも手すりをしっかりとつかんで、足元には十分気を付けてください。

5階の天守からは、松江市市街地などが見渡せます。この日はあいにくの天気でしたが、しじみで有名な宍道湖が見えますね。

おわりに

今回は、島根県松江市にある松江城についてご紹介しました。

行きたかった現存天守の1つを見ることができましたが、天守から大山(だいせん)が見えるらしいので、また次訪れるときには、天気のいい日に訪れてみたいですね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

それでは!

松江城へのアクセス

住所など

住所:島根県松江市殿町1−5

電話番号:0852-21-4030

・出雲空港(出雲縁結び空港)から車で約30分

・JR「松江」駅からバスで約10分「国宝松江城県庁前」下車

・一畑電鉄「松江しんじ湖温泉」駅からバスで約5分「国宝松江城県庁前」下車

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